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1からのシェイク

シェイクの練習法

いきなり注意事項です。

これから紹介するのは、僕が実際に練習してきた方法で、誰でもこの
方法が1番の練習ではないでしょう。もし練習する上で役立ててもらっ
たり、1つのヒントにしてもらえたらと思います。

すでにシェイクできる方には必要の無いページになりましたね(^^;)。

(ちなみに僕はあんまし器用な方ではないのでシェイクにも手間取り
ました。きっともっとあっさり振れるようになる人がいるはずです。)

8の字シェイクも打突(ダトツ)から?

あなたの知ってるバーテンダーのシェイクを思い描いてください。
・・・・・
とても激しい動きをしますよね。あんなに速く手は動くものなのか?
というぐらい素早い動きです。おまけにどのように動いてるか目では追
えない人もいるでしょう。あんな動きをいきなりやれ!と言われてもま
ずできるものではありませんね。(ひょっとしたら、いきなりできる人も
いるかもしれませんが(^^;)。)

そこで、はじめてシェイクする方には打突です。(?_?)どういうこと
かと、文字通り「突いて打つ」事です。ようは、直線運動という事です。

あれ?8の字はどこに行ったの?と思われるかもしれませんが。ここ
では、あくまで、カクテルを作りながら練習すると考えると、ゆっくり8
の字するよりも(まあゆっくりでも難しいと思いますが)、素早く混ぜる事
を考えた方が良いです。

まあ、直線ですから、中の氷はモロに衝撃が加わって粉々に砕けちるか
もしれませんが、気にしないことです。

気にする事といえば、

  1. リズム・・ガコガコ鳴る音に意識してリズミカルに鳴るようにします。
  2. 速さ・・リズム良い音で可能な限りスピードをあげる事です。

まずは、この2つを気にする事ですね。

リズムが良いとは、シェーカーの頭側とお尻側で氷がぶつかり音が
鳴っているのですが、その音が、「ガコガコ、ガコガコ、ガコガコ」と
一定のリズムになる事です。これは中の氷が同じ方向に動いてる状態の
時に起こるので、シェーカーと氷はぶつかっていても、氷同士の衝突は
少ないことを意味しています。

ので、リズム良く振れるようになるだけで、氷の溶け具合も変わっ
てくるといえます。

つぎに、速さです。手の動く限りできるだけ激しくピストン運動を
して、混ぜ合わせていきます。ですが、リズムを大切にしつつね。シェー
カーを持ってひじから先を激しく振る感じです。

こうして、何度も練習します。

はじめて、シェイクした次の日は筋肉痛になるかもしれませんが、そ
れでも練習します。(鬼!)

このようにしていくと、だんだん腕に疲労感が溜まって、腕が思うよ
うに動かなくなってきます。だんだんぎこちなくなっていく気がしますよ。

これは、腕に乳酸がたまってるのでしょう。

そして、シェイクなんぞする物じゃ無いと悟るのです。(オイ!)

そして、しばらくたったある日、ふとシェーカーを手に取って振ってみ
ると、あれ?あれれ?と思いました。軽い!スムーズだ!

しばらく離れたおかげで、腕の疲れがとれたおかげと、筋肉が超回復し
たのでしょう。前よりシェーカーを振るために使う筋肉がついてきた。とい
うことです。

これは、他の分野でもいえる事だと思います。僕は初めてスノーボード
に行った時、1日中転んでました。ところが、2週間程あけて行ってみる
と、最初から滑れたのです。

これは最初の段階である程度、体が慣れてきてたのでしょうが、それ以
上に普段使わない筋肉を使った為に、疲労がたまっていたのです。

休むことで超回復。疲労がとれ、筋肉もつき、神経伝達もよくなる。そ
して、以前より数段うまく振れるようになっていきます。

それを何度か繰り返していくと、打突でかなり速くリズムよくシェイク
できるようになっていきます。(人間てすばらしいね)

肩叩きを極める

直線運動は上手くなってきたでしょうか?

次に進みます。これは、シェイクでとても重要な1つの運動です。

見出しを見て、オヨ!?と思われた方も多いでしょう。何故に肩を叩く?

ここで言う肩叩きというのは、お孫さんがおじいちゃんにしてあげる、
それとは違って、もっとプロに近い叩き方です。肘から下ろさず、手首の
スナップだけで、叩くのです。

つまり、シェイクで重要な運動の1つにこの手首を使うことにあります。
普段生活していて、なかなか手首を激しく動かす運動をしている人は少な
いと思うので、この動きはかなりぎこちないと思います。

この肩叩きなら(別に肩を叩く必要はないです。)普段テレビ見ている
時でも、自分の太ももとかを叩いて練習できます。

もちろん、シェーカーを持った時なら肩、肘は固定で、手首だけでピス
トン運動をする練習をします。

打突の直線運動になれた、あなたはこう思うでしょう。「か..勝手が違う..」
と。そして続けていくと、手首と肘の真ん中あたりが張ってきて、動きが
悪くなってくるはずです。「つ...つらい...」と思うぐらい振ったらまた翌日
です。

ひょっとしたらまた、筋肉痛になってるかもしれませんね。でも振り
ます。(やっぱり。)そして、いよいよ動かなくなったら休みます。(ふぃ〜)

「直線運動なら振れるのに〜」と思ってるあなたもそのうち気づきま
す。手首が使えるとこんなに楽なのか?と。

そう、この手首を使って練習していくと、すごくリズム良く、また速
く振れるようになるとおもいます。

そして、思うかもしれません。「俺って(あたしって)、かっこういい
かも。」と。

それは、多分「カコ、カコ、カコ・・」という音があなたの理想として
いる音に近づいてきた為だと思います。

手首で速くピストン運動ができるようになったら、次の段階です。

きり〜つ。れーぃ。

今まででも、リズム良く混ぜて、冷やせるようになってきたと思いま
すが、まだまだ直線運動で、氷は砕けていくでしょう。

次の練習は直線運動から外れますがこれも手首の運動です。

気持ち的には手を振る運動です。「バイバイ!」の動きを大げさにした
感じです。

シェーカーを持ってもらって、今までは、「突く、引く」の運動だった
のを、シェーカーを「寝かせる、立てる」の運動に変えます。具体的には、
肩と肘は前と同様に固定しておき、突く時にシェイカーを水平に寝かす動
作をし、引く時にシェーカーのお尻を天井に向ける運動です。

この90度の回転する動きをして、水平に寝かせた時に、お尻側、立てた
時に頭側で氷が鳴るようにリズムを作ります。

またまた、思うかもしれません。手首が使えるようになったのに、また
振りにくいし、疲れる〜っと。

でも、たしかにこれは真剣にやると直ぐに筋肉がパンパンに張ってくる
ので動きも悪くなってきます。

でも、それでもどんどんシェイクします。(やっぱり、鬼?)

たいがいにせーよと言いたくなるぐらい手首が動かなくなってきたら休
憩です。シェイク自体には慣れてきてるので、前より腕も回復が早くなって
いると思います。

休んで、シェイク、休んで、シェイクと繰り返して下さいな。

そして、練習に慣れて、シェイクの音に耳をすませば、氷の音が前とチョ
コッと変わってきている事に気付くと思います。

前回までの直線の運動とは違って、今回の円運動になると、氷がシェー
カー内の壁に沿いやすくなって、氷が頭とお尻でぶつかる衝撃も減ってきて
音が、優しくなるでしょう。

音になるエネルギーが混ぜる為に使われてきてるので大変、効率良くなっ
てきてるのですね。おまけに氷も砕けにくく、解けにくくなります。

そして、これぐらい振れるようになってくると、今まではリズムで振って
いたのが、中の氷の移動を手先で感じて、それに合わせて体も反応して振る
ようになるので、シェイクの空振り(空回り)とかも減ってきます。

また、急にスピードを上げたり、緩めたりもできるようになります。

そして、今度は、氷が今はこんな状態だなぁということが頭でイメージ
できてきます。

そこまで、できたら次の練習です。

スクリュー

勝手な命名ですが、そんなイメージのシェイクです。(捻糸根のようなシェ
イク!って分からないっすね。)円柱型のシェーカーの中心軸にたいして回転
するシェイクで突き出す時に右利きなら右回転の回転を加えて突きます。

前回のひねりの動きと組み合わせる事もできますが、とりあえずこの練習
だけしていきましょう。

前回の動きに慣れてしまったならこれは、別の動きになるのでシェイクし
づらくなるでしょう。(またかよ〜。と言わない!)

ではでは、まず、普通に突いて引く運動でシェイクします(一番最初にした
打突ですね。)。その運動で、突き出す時に利き手の手首を内側に入れる感
じにひねります(バイクのアクセルをふかす感じです。)。

そして、引き戻す時に、手首も戻します。どうでしょう?

できましたか?(って分かりましたか?(^^;))

主に突き出す時に力がはいるので、中の氷も右利きなら右回転の回転運動
が加わると思われます。(と願います。)

単にピストン運動でこのひねりを加えても、なかなか中の氷も回転しづらい
と思いますが、シェーカーの内壁に氷を沿わすようにシェイクできるようにな
れば、回転もよくなって混ざり具合も良くなります。

練習。練習。

動きはつかめてきたでしょうか?出来る人は、どんどん先へ、出来ない人は
あせらず、じっくり練習しましょう。

出来るようになってきましたか?この運動ができるようになってくれば、前
回の90度回転の寝かして起こす運動と組み合わせます。今度は、手首の位置は
固定しなくていいので、肘の位置は固定しときましょう。

ひょっとしたら、ピストン運動にスクリューをするより、この寝かして起
こす運動に加えた方がヤリやすいかもしれません。

だんだんシェイクらしくなってきましたか?

シェーカーを寝かして、お尻を起こす時に、天井に向くようにと言いまし
たが、手首の動きを良くする為に大げさに動かすような練習にしてました。ので、
ここでは、それほど大きく起こさない方が自然で振りやすくなると思います。

・・・・練習中・・・・

どうでしょう。1点振りの感覚がつかめたでしょうか?中の氷の動きは手
にとるように分かりますか?

ここまで、マスターしたならなかなかのシェイクになっていると思います。

カクテルを作っていても感触が変わったのでは?

2段振り〜

2段に昇段です。よくここまで来ました。(普通に読んでるだけでも来れ
ますが。)これから、いよいよ2段振りの練習です。

と大層に言いましたが、ここまで練習してきたあなたなら全然難しいこと
ではないでしょう。ひょっとしたら、もう振れてるかもしれませんね。

2段に振ること自体はそんなに難しい事では無いです。しかしひねったり、
回転を加えるのが難しいところでした。

まあ、やっていきましょう。

2段というのは、突き出す箇所が2箇所になる振り方です。引き戻す時は
今まで通り、右利きの場合、左胸の前の1箇所だけです。

では、どこに突き出すのでしょうか?

体に対して突き出す方向は同じで、高低をつけてヤリます。

具体的にいえば、高い方は、おでこの高さで、低い方は横隔膜の前方辺りで
(イヤ、分からないし。)だいたい、引き戻した時の胸の前よりも低い位置が好
ましいです。

これが、引き戻した位置より高いようだとあまり2段振りにする意味が
無くなってきます。

上に突き出した時は、ボディーの位置がトップの位置より上にきて、下
に突き出した時は、トップの位置がボディーの位置よりも上にきて混ぜるこ
とになるので、色んな角度をつけることでよく混ざります。

ここで1つ注意事項です。シェイクの仕方は色々あるので、もちろんこ
こに紹介してるのが全てではありません。人それぞれと言っていいと思い
ます。2段振りでももっとダイナミックに振る方やもっとコンパクトの振る
方もいるし全く違う2段振りの方もいるでしょう。あなたが格好いいと思う、
又はこの振り方が良く混ざるんだぁ〜というシェイクを見つけて下さい。

練習に戻ります。

突き出す位置と、戻す位置が分かったところで、2段に振っていきましょ
う。最初はひねりや回転を加えなくていいので、ただ2段にピストン運動で振っ
て見ましょう。

すごい今までにつちかってきたものが、崩れる感じがありませんか?そう
です、これが、2段振りの恐ろしいところです。今までのリズムとタイミング
が分からなくなりそうです。でも、気にせずともすぐに慣れてくるでしょう。

とりあえず「2箇所に突き出すんだ〜」と突く辺りを意識して狙ったとこ
ろに突き出せるように、しばらく練習していきましょう。

2段振りは見た目は格好いいのですが、やはり直線運動だと混ざっている
感じがしませんね。気分的に。

でも、この2箇所に突き出すということをまず体に教えてあげないといけ
ないのでリズム良く振れるまで練習です。

・・・・・!

感じがつかめてきましたか?

では、次の練習にいきます。

2段振りで、きり〜つ。れーぃ。

1段振りで練習した事を2段振りに組み入れて行きます。

あれ?肩叩きの手首だけの練習は?と思われるかもしれませんが、もうす
でに手首が使えて2箇所に突けるようになってたら、むしろ打突のピストン
運動よりも簡単に出来ると思います。非常にリズム良く振れると思いますよ。

まあ、これもあっさり出来ちゃうと思いますが、説明します。

1段振りの時と同じで、突き出した時にシェーカーを寝かせ、引き戻した
時にボディーの底のお尻の部分を天井に向けます。(ここでも大きなアクショ
ンで練習しましょう。)

今度は、1段振りの時と違って高低をつけているので、中の氷の動きが少
しとらえにくくなると思いますが、出来るだけ氷をシェーカーに沿わそうとい
うイメージをもって練習してください。直に慣れてくるでしょう。

・・・・・練習中・・・・・

どうでしょう。できるようなってきたでしょうか

さてさて、次にいきます。

2段振りでスクリュー

はい、今度は2段振りで、ひねりを加えていきましょう。

まず、前回の回転運動は、ひとまずこちらに置いておいて、直線運動で2
段振りにして、高い所と低い所に突き出す時に、それぞれ、右利きなら右回転
のひねりを加えます。

1段振りでは、慣れたあなたも、2段になるとこのスクリューの動きがな
かなかリズムよくできなくなると思います。どうしても下に突き出す時にリズ
ムがとりにくいですね。

これは、僕も慣れるまでに時間がかかりました。動き自体はすぐにできる
のですが、素早く振るとなると、腕がなかなかついてきてくれないです。

となれば、やはり練習ですね。

2段振りの場合ですと、このひねりの運動は、手首だけでつけてもいいで
すが、肘も動かして、脇を閉めるように肘を内側に寄せてひねると、手首の負
担も少なくシェイクできます。その分、大げさというかダイナミックな動きに
なりますが。慣れないと手首は楽でも、腕は1回のシェイクで疲労すると思い
ます。

まぁ、疲れても練習ですけれどもね。

・・・・・練習中・・・・・

どうですか?だんだん、慣れてきたでしょうか?

ここまで、きたらゴール目前です。ってゴールは無くどこまでも上達するこ
とは可能だと思いますが、とりあえずこのコーナーのゴールは目前です。(笑)

8の字シェイク

さてさて、簡単に今までの動きを全部入れちゃいます。

おさらいすると、まず2段に突き出し、引き戻す時は胸の前ですね。(右利
きなら、左の胸の前辺りです。)

次に、シェーカーを起こして寝かす運動です。これによって、氷をシェー
カーに沿わせる円運動を加えます。

そして、最後にスクリューのひねりの運動です。

どうでしょう?このみんなの動きを意識するとずいぶん気分的にゆっくり
なシェイクになると思います。速く振ろうにも、体が思い通りについてこない
感じですね。

でも、この練習を最後までされたあなたなら、すぐに速く振れるようになっ
てくると思います。

・・・・・練習中・・・・・

僕も・・練習中・・(笑)

バタフライ形のシェイク

もう、8の字に振れるなら必要ないですが、おまけという事で、一般にバタ
フライ形(式?)と呼ばれてるのかな。まぁそんな振り方です。僕が今、一番楽
に速く振れる振り方なので多用してます。

振り方は、8の字シェイクのスクリューのひねりを、上下2回の所を1回に
してその分、大きくひねります。

高い方に突き出す時に、肘の位置を肩の辺りまで上げて、脇を閉めつつ突き出
してひねります。見た感じはダイナミックになるので、2回ひねるより目立つか
もしれませんね。

これの良いところは、2段振りなのにひねりが1回なので気分的にも1段振
りで速く振るのが楽なところです。慣れのせいもあると思いますが。

低い方に突く時は、腕を下ろし肘を開いてきて、ひねる準備に入る運動で突
く事になります。自分ではなかなか突いてるという意識が無いまま、また高い
方に突き出すようになると思います。

興味があれば、練習してもいいですが、今までの振り方がまた崩れちゃうか
もしれませんね。


長らく読んで頂いてありがとうございます。

シェイクの練習の手助けになれたなら幸いです。

シェイク1つとったって、何が正しいとかは、無いと思いますが、作り手が
どうしたいかという部分が大きいと思います。

ただのピストン運動のシェイクでもそんなに不味〜いカクテルができるとも
おもいませんし、ホント『どこまでやるか?』の世界だと思います。満足した
ならそこがゴールですし、満足しなければまだゴールには着かないでしょう。

自宅で作るカクテルならなおの事、自己満足(マスターベーション)ですね。

でも、自己満足でも美味しいカクテルが作れたら(飲めたら?)幸せだと思います。

シェイク練習のまとめ〜

シェイクで氷に円運動(公転)、回転運動(自転)、上下運動などを加えていく
とカクテルが良く混ざり速く冷やす事ができます。

氷を常にシェーカーに沿わす動きを加える事で、氷を解けにくくします。

リズム良く速く振れる事を前提に、自分のできるシェイクをしていきま
しょう。


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