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氷とお友達

シェイクをマスターする

前回でシェイクのピストン運動、円運動、回転運動、上下運動を練習
されたと思います。今までに、これらの1つ1つの動きを細かくやってき
たのは、その1つの動きだけでもシェイクでき、体が(手や腕が)その激し
い動きに慣れる為です。

最終的に8の字シェイクになった時に、それぞれ単体の動きには余裕が
ある状態だと思います。

今までに練習してきた事は、あなたに身についてる事でしょう。

ここでは、氷を使わないシェイクの練習方法も紹介します。

お米でシェイク

シェーカーとお米を使ったシェーク方法です。

結構ポピュラーな練習方法です。シェーカーの中にお米を1/3程入れて
シェークします。お米がリズム良く音が鳴りマラカスを振っているような
音が出ます。

ここでは1つ注意点があります。

普通にカクテルを作る時と比べて違うところがあります。それは、中に
氷が無い事です。(って当たり前やん!氷使わん練習やねんから。と突っ込
まれそうな。)この氷が無いという事は、いくらシェイクしても中身が冷え
る事が無いのです。

冷えないだけならまだしも、米とシェーカーの摩擦熱が出てきて熱くなっ
てきます。

カクテルを作る時ですと、「シェーカー冷える→終わる」の図式が「シェー
カー持てない(火傷しそうで)→終わる」になります。

シェイクとしては、良しとされる、点で支えようとすればする程、その接し
ている指に熱が集中するでしょう。

この練習を長く続けたいなら、たくさんの指でシェーカーを持った方が
無難ですね。

では、練習です。方法としては、前回の1からのシェイクの練習と同じ
動きです。

あなたの段階に合った、もしくは1つ上のシェイクを練習しましょう。

コインで練習

シェーカーとコインを使った練習法です。

シェーカーの中にコインを1個入れ、シェイクします。ただ、これだけ
です

これもよく聞く練習法ですが、先ほどの米と同じように摩擦熱が出るの
で気を付けて下さい。

この練習の趣旨は、コインを氷に例えて、常にコインをシェーカーに沿
わせるようにシェイクします。ですが、最初はなかなか難しいでしょう。

これは、円運動が出来ないと、うるさいだけになるので、これで練習する
よりも確認の為に使った方がいいですね。

しっかり円運動のシェイクができていないと、とにかく、ホンマうるさいです。
初めてこの練習をするのは、夜は避けた方が良いでしょう。昼間でもお隣
に響くような所に住んでいる方なら止めといた方がいいです。

まあ、なにより、誰よりも自分がうるさくて、やっとられなくなると思
います。これは、ある程度シェイクできるようになってからの練習法ですね。

もし、上手く沿わすように練習できるようになれば「ガコ.ガコガコ.ガ
コカコ・・」ていう音が「シャーーーーーーーー・・」という衝突の無い音
になってきます。シェイクしてもかなり音も静かになって、これならまだ
ご近所にも迷惑にならないでしょう。

この練習で常にシェーカーに沿わす事ができれば、普段氷を使った時も、
指で氷の状態を感知できるようになってスムーズにシェイクできるようにな
ります。

氷を変えてみる

普段使ってる氷の大きさを変えて見て練習です。

普段、家庭用冷蔵庫の製氷機で作っている氷を使われてる方なら、2個
ぐらいでシェーカーが一杯になるような大きい氷を使ってみたり、普段大き
い氷を使う方なら小さい氷をたくさん使ってみたりして、氷の大きさをいつ
もと変えてやります。

これは、どういうことかと言うと、振ってみたら分かると思いますが、い
つもとタイミングとリズムが変わって少しシェイクしにくくなります。これ
は、シェーカーの中の状態に合わせたシェークができるようになる練習です。

大きさが違うシェーカーを持っている方は分かると思いますが、シェー
カーの大きさや、中の氷の大きさや数で、シェイクのタイミングが違うので、
どんな状態でも振れるようになりましょう。

もっと極端に言えば、シェーカーの半分くらいまでしか氷を入れずに振っ
てみると良く分かると思います。(カクテルは作らなくて水でいいです。)

このどんな状態でもシェイクできるようになれば、シェイクの技法でカク
テルの混ざり具合を調節できるようになってくるでしょう。

氷に、指先に、カクテルの状態や振るタイミングを聞いてください。

今まで、練習したあなたなら、その声を聞ける耳や感じ取れる体があるは
ずです。

今まで、何回シェイクしたから終わりとか、トップが冷えてきたから終わ
りっとシェイクしてたものが、今回はマティーニをシェイクで作るから、軽
めにシェイクしようとか、テキーラは飲み難いからしっかりお酒の角を落と
すために、ハードにシェイクしてみようとか、自分でシェイク加減を調節す
るように(調節できるように)なってきます。

0から読んで下さった方なら気付いた方もいたと思いますが、

シェイクを選ぶ目的は、

  1. ステアに対してよく混ざる。
  2. 幅広く混ぜ具合の調整ができ自由がきくこと。
  3. カクテルに気泡を含ませ美味しくする。
  4. お酒の角を丸くして、きつさが優しくなります。
  5. +良く冷やす。

でした。前回までの練習では、「良く混ぜ、良く冷やして、氷をあまり
溶かさない」に重点を置いて練習したので、シェイクの目的の1、3、4、
5、の目的は果たせるようになってきてました。最後の2番の混ぜ具合を
調整するという点は、シェイクしている時に、その時のカクテルの状態が
把握できるようになっていないと、ただ混ぜて冷やしているだけになって
しまうので、手と頭で感じ取れるようにならないとだめでしょう。

これは、ある程度、数をこなして経験で培われるものだと思いますが、
常にシェーカーの中の状態に気を配り、またイメージしていけば、身につい
ていく事だとも思います。

とりあえず、練習のページはここまでです。


格好良くシェイクできるようになってきたでしょうか?

だいたい音のリズムが良ければ、始めた頃から見れば格好良くなったと
思うと思いますが、目的もきっちり果たせられるようになれば、なお良い
ですね。

ホントにどこまでやるかの部分なので、ここまでしなくても満足のゆく
カクテルは作れると思いますよ。

ではでは・・

まとめ〜

近所迷惑にならないようにシェイクの練習はしましょう。

火傷しないように、米やコインを振りましょう。

氷の量を変えたりして、色んなリズムでもシェイクでき、中の状態が把握
できるようになったら嬉しいね。(^^)


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